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洋服をつくりはじめた20年前は
つくってはみせる、
ファッションショーばかりしていました。
それはあの一瞬の煌めき、メイクアップした
女の子が似合う色の服をきて、照明で輝く
ステージを歩く。
それをみて心がときめくあの一瞬が
たまらなく好きで活動していました。
それから数年。
しっかり息をして、
心地よく過ごす事。
歩くこと、食べること、生活すること。
そんなナチュラルな日々のなかでの「洋服」は、
確実に自分を高め、励ましてくれたり嬉しい
気持ちをくれる存在ということ。
そんな存在である、洋服をわたしは
型紙をひいてー縫ってーと仕上げています。
心地よう日々がスタートしてほしいからー
「もう少しここにゆとりがあると着心地がよいかな?」「このラインを変えたらスッキリと綺麗にみえる形になるなあ。」と
感じた事を形に、リネンの服に落とし込んでいく。
そんな洋服をお届けできれば それが心地よく過ごす日々や時間につながって、また新しいじぶんとともに明日を
むかえることができる。
選択できるものが沢山ある現代で、そんなふうに Fashion quority of life.
大事に選択し、そして丁寧な暮らしがはじまるような
衣服の視点からも自分の質をたいせつにみつめていきたい、
という自分自身へのメッセージもこめて、洋服をつくっています。



about
designer
Tomomi Onodera 小野寺智美

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